「リパラオネ人」の版間の差分

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'''リパラオネ人'''(理:Lipalain、淮:linaiparinais)は、ファイクレオネを中心とする民族の総称である。独自の文化と言語、宗教を共有しており、有名な人物では「異世界語入門」のアレス・シャリヤ<ref>[https://sites.google.com/site/good0think/n#TOC-Ales.xalija- いせにほ資料保管庫 - 名前の由来]</ref>、ユエスレオネ革命の先導者であるターフ・ヴィール・イェスカ<ref>[https://sites.google.com/site/jurliyuuri/you-li-ren-ming-lu/tarf-virl-jeska tarf virl jeska - 悠里総合サイト]]</ref>、[[スキュリオーティエ叙事詩]]の英雄であるユフィア・ド・スキュリオーティエ・ユリア<ref>[https://sites.google.com/site/riparaincangku/yuesureone-ren-gong-shi-jie-she-ding/li-shi/philerl/mp/yfia リパライン倉庫 - ユフィア・ド・スキュリオーティエ・ユリア]</ref>などが居る。
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'''リパラオネ人'''(理:Lipalain、淮:linaiparinais)は、ファイクレオネを中心とする民族の総称である。独自の文化と言語、宗教を共有しており、有名な人物では「異世界語入門」の[[アレス・シャリヤ]]<ref>[https://sites.google.com/site/good0think/n#TOC-Ales.xalija- いせにほ資料保管庫 - 名前の由来]</ref>、ユエスレオネ革命の先導者である[[ターフ・ヴィール・イェスカ]]<ref>[https://sites.google.com/site/jurliyuuri/you-li-ren-ming-lu/tarf-virl-jeska tarf virl jeska - 悠里総合サイト]]</ref>、[[スキュリオーティエ叙事詩]]の英雄であるユフィア・ド・スキュリオーティエ・ユリア<ref>[https://sites.google.com/site/riparaincangku/yuesureone-ren-gong-shi-jie-she-ding/li-shi/philerl/mp/yfia リパライン倉庫 - ユフィア・ド・スキュリオーティエ・ユリア]</ref>などが居る。
  
 
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2020年10月18日 (日) 17:03時点における版

リパラオネ人
xalija.jpg
ユナ系リパラオネ人であるアレス・シャリヤ
人口
不明(23億人以上?)
居住地
ユエスレオネ連邦、ヴェフィス共和国、ハタ王国など
宗教
リパラオネ教、フィメノーウル信仰
言語
リパラオネ語族の諸言語

リパラオネ人(理:Lipalain、淮:linaiparinais)は、ファイクレオネを中心とする民族の総称である。独自の文化と言語、宗教を共有しており、有名な人物では「異世界語入門」のアレス・シャリヤ[1]、ユエスレオネ革命の先導者であるターフ・ヴィール・イェスカ[2]スキュリオーティエ叙事詩の英雄であるユフィア・ド・スキュリオーティエ・ユリア[3]などが居る。

呼称

リパラオネ

リパラオネという単語の語源に関しては明確には不明であり、メタ的に長年問題とされてきた。2015年頃の初期の議論ではリパライン語を表す"lineparine"は「暗黒の道」を語源とするという説が濃厚であった[4]。しかし、2018年には民間語源であるのではないかという疑念が呈されている[5]。しかし、同年の末になるとラネーメ祖語の*phedと「リパライン、リパラオネ」を表すlipalainの/pa/の部分との対応が提唱されるようになった[6][7][8]。2019年に入ると「lipaっぽい単語から始まっている単語の問題」が書かれ、リパラオネという名称が「闇=日没=西の方に居る」という解釈は主要なものとなっている[9]。パイグ人のように「我々」を表す単語が民族名になったのではなく、何らかの中心から指向性を持って自らを呼んだのは長らくリパラオネ人がラネーメ王朝に隷属していたことからも考えやすいが、近年ラネーメ創作者からラネーメ祖語には*phed (闇) と *phe[d, t] (話す) が存在した説が提唱されており[10]、上記の説にも疑問が持たれ始めている。

白銀の民

リパラオネ人の雅名として"flanadnyrnier"「白銀の民」という物がある。

リパラオネ人の形成

リパラオネ人の発祥とされるクレオス地方の湖[11]

リパラオネ人はラネーメ王朝から見て西側の大きい湖の周辺で生まれたと考えられている。この集団の一部はは後に東方へ移動してファイクレオネ最古の文明であるカーイハエ文明をピリフィアー暦紀元前5148年頃に打ち立てたとされる[12]。後にラネーメ人によってこれは破壊され、デヘーンハ文明(ラネーメ王朝)が成立することになり[13]、多くのリパラオネ人が世界中に離散した。これをリパライン・ディアスポラ(理:la lipalain-zgias)と呼ぶ[14]。しかし、多くのヴェフィス人がラネーメ王朝で貴族に封建的な関係を持ったことやリパラオネ人コミュニティの力が弱かったわけではないということは文明の崩壊という事実に疑問を投げかけており[15]、パイグ系リパラオネ人研究者のクァ・フォ・シリザフはピリフィアー暦1908年に著書「カーイハエ王朝崩壊説否定」においてこれをヴェフィス人やラネーメ人貴族家による血統主義による歴史修正であるとして否定している[16]
スキュリオーティエ時代以降の歴史はリパラオネとラネーメのナショナルな対立と捉えられがちだが、これは近代的な考え方であり[17]、むしろ市民革命までの歴史は宗教紛争や土着的な勢力の抗争の歴史であった。 リパラオネ人という概念の形成はピリフィアー暦1400年のヴェフィス市民革命(淮:Redresoiré Vaifiseit)を待たなくてはならなかった。ここから始まるナショナリズムの亢進は、リパライン語を話す者がリパラオネ人であるという観念を生み出すことになる[18][19]

リパラオネ人に含まれる民族

リパラオネ人と呼ばれる民族には以下のような複数のものが含まれる。

  • リパラオネ系リパラオネ人
    • ユナ系リパラオネ人……最も多いリパラオネ人、ユナ・リパライン語を話す
    • ヴェフィス系リパラオネ人……ヴェフィス語派の諸言語を話す
      • ヴェフィス人……ヴェフィス語を話す
      • フレッドシャー人……フラッドシャー語を話す
      • パエンタ人……パエンタ語を話す
      • ブルミエント人……ブルミエント・チャウデ語を話す
    • シェルケン系リパラオネ人……古典リパライン語を重視するリパラオネ人
      • 主流系シェルケン
      • シェルケン・ヴァルトル……過激派のシェルケン氏族
      • 洞窟シェルケン……ヴェフィス共和国の洞窟に住む穏健派シェルケン
  • リナエスト系リパラオネ人……リーナスタン人とも、リーナスタン諸語を話す、肌が褐色から黒色の者が多い
    • ユフィシャール人……ユフィシャール語を話す
    • タウニラウィッリー人……タウニラウィッリー語を話す
    • ミルドネジア人……ミルドネジア諸語を話す
  • ラネーメ系リパラオネ人……ラネーメ人の90%を占める、リパラオネ化したラネーメ人
    • 主流ラネーメ人……ラネーメ系リパラオネ人90%を占め、ユナ・リパライン語を話す
    • ラディーニャ人……ラディーニャ語を話す
    • ユミサ系リパラオネ人……ユミサ語派を話す
      • ユミサ人……ユミサ語を話す
      • カンルーッフー人……カンルーッフー語を話す
      • プラーッテープ人……プラーッテープ語を話す
  • ユーゲ系リパラオネ人……ユーゲ平野に住むリパラオネ系民族
    • サニス・ユーゲ人……サニス語を話す
    • フェクパル人……フェクパル語を話す
    • リナバイナ人……リナバイナ語を話す
    • ダルヴシア人……ダルヴシア語を話す
    • ハフリスンターリブ氏族……ユーゴック語を話すユーゲ人に帰化したリパラオネ人

身体的特徴

ヴェフィス系リパラオネ人であるインファーニア・ド・スキュリオーティエ・インリニア

リパラオネ人の身体的特徴は多種多様であるが、銀髪蒼眼であることが最初期の段階から決められている[20]。肌は白い者が多いが、黄色みの強い者や褐色、黒色の者も少数ながら存在する。女性の乳房は遺伝的にさほど発達しないとされている[21]
明確な情報源は少ないが、ヴェフィス人の特徴は次の通りである[22]

彫りはそこまで深くない。 瞼はほぼ全員二重が多い。 モンゴロイドの蒙古ひだのような構造がある。 虹彩の色は蒼色が多い、次点として黒色も多い。

鼻が顔の真ん中よりやや上にある。 鼻はそこまで高くない

頭部

個体差が大きい。 頭髪の色は黒か銀が多い。 毛髪は丸くて細い。そのためウェーブ(天然パーマ・クセ毛)が多く、男性は禿げやすい。

皮膚

メラニン層が薄く基本的に白い人間が多い。 体毛は少なめ。

体格

男性は180cm、女性は165cmほどが平均的身長となる。

文化

   「リパラオネ文化」、「リパラオネ料理」、「リパラオネ思想」および「リパラオネ音楽」も参照

宗教

   「リパラオネ教」、および「フィメノーウル信仰」も参照
リパラオネ人が信仰する宗教はリパラオネ教、フィメノーウル信仰、リパラオネ民間信仰の三つに分けられる。ラネーメ人が心圧を中心に宗教的思考を展開するのに対して、リパラオネ人は死を中心に宗教的思考を展開するとされる[23]

リパラオネ教

リパラオネ教はファイクレオネの世界的宗教であり、唯一神であるアレフィスを信仰し、死後の魂のより良い転生を目標とする[24]。フィシャ・レシェール、レシェール・フィシャ、レチと呼ばれる教祖がピリフィアー暦紀元前に布教したのが始まりであり、「クワイエの教え」とも呼ばれる。リパラオネ教に関しても死に対する理解と正義の確立を中核としているとされる[25]。アレフィスの現れの形態の一つである神族[26]や禁酒禁煙の戒律などが特徴的である。リパラオネ人は主に主流派であるフィシャ派とヴィデュン派が殆どであるとされる[27]。派閥に共通した教典として八戒律アンポールネム(ジニェレーチェの書)、キターの書(ファシャグノタール)、スキュリオーティエ叙事詩(アリテ叙事詩)が存在する。派閥教典としてはヴィデュン派のピエトランク(ファシャグノタール偽典)、デュイン・リパラオネ教における義の詩篇、スペウツニウ派のスペウツニウ文学などが存在する。

フィメノーウル信仰

フィメノーウル信仰(Var kouchè fimainaul)とは死に対する概念を基とするアニミズムに近い信仰である[28]。リノーツと呼ばれるトーテムを保護すること[29]や独特の世界観が特徴である。ヴェフィス人が主に信仰し、ヴェフィセンディア体制と呼ばれる独特の体制とともに維持されてきた[30]

リパラオネ民間信仰

リパラオネ教やフィメノーウル信仰のような組織的な信仰に由来しないリパラオネ人特有の信仰はリパラオネ民間信仰と呼称される。例としては以下のようなものがある。

夜爪の儀式

夜に爪を切ると、ドルム(悪魔)に憑かれるため、どうしても爪を切りたい時の儀式が伝えられている[31][32]。リパラオネ教の信仰と混ざりつつあるが、古くはリパラオネ教的な信仰とは別の習慣として捉えられていたようである。

フラトリー信仰

フラトリー、フラトリシュクと呼ばれる固形飴が存在するが、誕生日に食べると不幸になる、屋根の上に投げると雨が降るという迷信が存在している[33]

賭博忌避

リパラオネ人社会では一般的に賭博は忌避される。一般社会ではリパラオネ教と結び付けられて語られることが多い[34]が、具体的にリパラオネ教の教典や教義に賭博を忌避するものは存在しない。

建築

ラネーメ王朝時代にはヴィンカという高床式住居を立てていた[35]。宗教的建造物ではリパラオネ教のフィアンシャが存在する[36]。一般的なフィアンシャは白くキノコ型をしているとされる[37]。また、フィメノーウル信仰の水家(dizjerni)も存在する[38]

服装

ユフィア・ド・スキュリオーティエの着ていたシェナパート

リパラオネ人の伝統衣装には多種多様なものがあり、スキュリオーティエ時代の貴族やヴェフィサイトが着ていたシェナパート(xenapart)[39]やリパラオネ教のシャーツニアー(神官)が着るフラニザ[40]は一般的に伝統的なものであるとされる。また、ADLPのみのドレスコードであるアロアジェード[41]のようなものも存在する。リパラオネ人は一般的に肌を露出する服飾を嫌うため、リパラオネ人の間で"Nistazerheso es nistazifoscursnej."「露出の高さは意識の低さ、露出の低さは意識の高さ」という言葉がよく言われるように、着る方もそれを見る方もあまり好まれない[42]

文学

   「スキュリオーティエ叙事詩」、「リパラオネ文学」も参照
リパラオネ人はリパラオネ語族などを通じて紀元前5000年頃から文学的伝統を継承し続けている。古代においては「スキュリオーティエ叙事詩」、「アルダスリューレの行」、「義の詩篇」などの叙事詩文学が発展し、中世では「西方記」を代名詞とするラネーメ文化へのオリエンタリズム的好奇心が文学を前進させた。ユエスレオネ革命以降の現代では、国際的な文学の影響が亢進し、更に多様性を持った文学が展開されている。有名な文学者としてはエスポーノ・ドーハなどが居る。

言語

   「リパライン語」、「リパラオネ語族」も参照
リパラオネ人の言語であるリパラオネ語族は言語類型論上では、膠着語に属する。主要な言語は現代標準リパライン語とヴェフィス語であり、この他にも少数言語が幾つか存在している。主にラネーメ表意文字も起源とする文字体系を利用して書かれる。主なものとしてデュテュスン・リパーシェやヴェフィス文字、スキュリオーティエ文字などがある。シアン大祖語仮説に基づくと、ラネーメ語族と同根であるとされており、下のような説も提唱されている。

  • リパラオネ祖語形の完了語尾*-ʧa(理:liaxa, 淮:-ede(s)/-edou(s), -aide(s)/-aidè(n), -edèlie(s))はラネーメ祖語の*-tlaと同根である[43]
  • リパラオネ祖語形の*həgʰʔæs(理:fqa, 淮:qais)はラネーメ祖語の*kaaと同根である[44]
  • リパラオネ祖語形の*-ænd(理:-en, -'d, -ija, -iju, 淮:-aut, -eit, -ait)はラネーメ祖語-*anlと同根である[45]
  • リパラオネ祖語形の*pʰæ(理:lipalain)はラネーメ祖語*phedと同根である [46]
  • リパラオネ祖語形の[*kəl](理:krante, 古理:cuhkl, 淮:kurlais)はラネーメ祖語*kur3a(旧*kuran)と同根である[47]

人口

リパラオネ人の明確な人口は不明である。ユエスレオネ連邦の人数は10億から70億と言われている[48][49][50]。リパラオネ人はファイクレオネ三大民族である[51]こととラネーメ人の90%がラネーメ系リパラオネ人であること[52]を鑑みて、単純計算すると6.6億人~46.6億人であると考えられ、これにヴェフィス共和国の人口30,787,632人[53]を加えた6.9億人~46.9億人の間だと考えられている。ただし、これには国外のリパラオネ人(ハタ王国やラネーメ国など)の人口を加えていないため、人口は更に増えると思われる。Tarf virl woltsaskaijuは「デュイン戦争で2000万人を革命戦争に動員していたため、これは70億人説のほうが確かではないか」として、70億人側のほうが確からしいと主張している。

関連項目

脚注

  1. いせにほ資料保管庫 - 名前の由来
  2. tarf virl jeska - 悠里総合サイト]
  3. リパライン倉庫 - ユフィア・ド・スキュリオーティエ・ユリア
  4. [1]
  5. [2]
  6. [3]
  7. [4]
  8. [5]
  9. Diaxo gentuananerfej - lipaっぽい単語から始まっている単語の問題
  10. 悠里・FAFss Discord 支部 - 参加者の命名, 2019/12/05
  11. 【人工言語】リパライン語 - 地理
  12. リパライン倉庫 - カーイハエ文明
  13. リパライン倉庫 - デヘーンハ文明
  14. 三代目リパライン語辞書 - la lipalain-zgias
  15. リパライン語と言語行政と文化 - 1.1. ラネーメ王朝の成立
  16. リパライン倉庫 - philerl
  17. [6]
  18. [7]
  19. [https://twitter.com/sashimiwiki/status/1060844454028881920
  20. [8]
  21. 悠里総合サイト - ヴェフィス人
  22. [9]
  23. リパライン倉庫 - リパラオネ教
  24. [10]
  25. リパライン倉庫 - 神族の一覧
  26. リパラオネ教の派閥 - Undeerl
  27. フィメノーウル信仰 - 悠里総合サイト
  28. #242 フィメノーウルとリノーツ - 異世界転生したけど日本語が通じなかった
  29. ヴェフィス共和国 - リパライン倉庫
  30. #157 夜爪の儀式 - 異世界転生したけど日本語が通じなかった
  31. lefhil - 三代目リパライン語辞書
  32. fratrir - 三代目リパライン語辞書
  33. #212 助けるなよ - 異世界転生したけど日本語が通じなかった
  34. vinka - 三代目リパライン語辞書
  35. fi'anxa - 三代目リパライン語辞書
  36. #47 Tvasnker lipalaone - 異世界転生したけど日本語が通じなかった
  37. dizjerni - 三代目リパライン語辞書
  38. apart - 三代目リパライン語辞書
  39. flanisa - 三代目リパライン語辞書
  40. aloasierd - 三代目リパライン語辞書
  41. zerhes - 三代目リパライン語辞書
  42. [11]
  43. [12]
  44. [13][14]
  45. [15]
  46. 理祖語(理比較言語学)
  47. [16]
  48. [17]
  49. [18]
  50. [19]
  51. lanerme - 三代目リパライン語辞書
  52. ヴェフィス共和国 - リパライン倉庫